麻薬仲買人と腕きき刑事の友情と活躍を描くアクション映画。監督・脚本はロバート・タウン、撮影はコンラッド・ホール、音楽はデイヴ・グルーシンが担当。
監督:ロバート・タウン
出演:メル・ギブソン、ミシェル・ファィファー、カート・ラッセル
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テキーラ・サンライズ (1988)のストーリー
麻薬の仲買人として知られる通称マックことデイル・マカシク(メル・ギブソン)は、最近になって足を洗うことを決意するが、周囲の人は誰もそれを歓迎していなかった。別れた妻は一人息子の養育権をタテに彼を脅し、従兄のリンドロフ(アーリス・ハワード)は金づるのマックを手放したがらなかった。そんなマックには、ニック・フレシア(カート・ラッセル)という高校時代からの親友がいたが、麻薬捜査官でもある彼は、ある日上司から組織壊滅のためにマックの身辺捜査を命じられるのだった。ある日ニックは、マックが行きつけの高級レストランに出向き、そこの女性オーナー、ジョー・アン・バリナリー(ミシェル・ファイファー)と親密になる。警察はこのレストランが、マックの麻薬の取り引きの場と考えていたのだ。そして彼女をめぐってマックとニックは互いの思いを対立させるようになる。やがて警察は、南米の麻薬コネクションの元締めカルロス・エスカランテと接触するマックを捕えることで、この2人を一網打尽にしとめようと南米から麻薬捜査官を招くが、実は彼こそがそのエスカランテ(ラウル・ジュリア)だった。マックとエスカランテは、メキシコの刑務所で一緒になって以来の友人関係にあったが、マックは彼に足を洗うことを打ち明ける。そしてニックの協力を得てエスカランテの誘惑から逃れることのできたマックは、同時に警察に対して身の潔白を証明する。一方、ジョー・アンは、マックとの愛に生きることを決意し、ニックはそんな2人をすがすがしいまなざしで見つめるのだった。