ブラッド・ファーザー (2016) : Blood Father

メル・ギブソンがひとり娘のために無法者たちに立ち向かうワイルドな父親を演じるバイオレンスアクション。ギブソンがかつてのキレを取り戻し、アクション俳優として存分に暴れ回る。ジャン=フランソワ・リシェによる、単なるアクション作とは異なる、フィルムノワール的なスタイリッシュな世界も見もの。監督はジャン=フランソワ・リシェ、脚本はピーター・クレイグとアンドレア・バーロフ、撮影をロバート・ガンツ、音楽をスヴェン・フォルコナーが担当。

監督:ジャン=フランソワ・リシェ
出演:メル・ギブソン、エリン・モリアーティ、ディエゴ・ルナ、ウィリアム・H・メイシー

ブラッド・ファーザー (2016)のあらすじ

トレーラーハウスでアル中のリハビリをしながら暮らす男リンク(メル・ギブソン)の元に、数年前から行方不明だったひとり娘のリディア(エリン・モリアーティ)から助けてほしいという連絡が入る。彼女はギャングとトラブルを起こし、警察にも殺し屋にも追われていた。リンクは娘を守るため、培ったアウトローのサバイバル術を駆使し、追跡者たちに立ち向かっていく。

ブラッド・ファーザー (2016)のストーリー

元犯罪者のジョン・リンク(メル・ギブソン)は血生臭い世界から足を洗い、現在はトレーラーハウスで友人のカービー・カーティス(ウィリアム・H・メイシー)の力を借りながらアルコール中毒のリハビリをして暮らしていた。そんなある日、彼のもとに数年前から行方不明になっていた一人娘のリディア(エリン・モリアーティ)から突然、電話が入る。彼女は恋人のジョナ(デイエゴ・ルナ)らと麻薬の押収のため、強盗に入る。覚せい剤でもうろうとしていたリディアはジョナに対して発砲して逃げてきたというのだった。覚せい剤を奪ったのはリディアということにされ、ギャングたちは彼女を追っていた。窮地に追い込まれたリディアが最後に頼ったのは父親のジョンだったのだ。壊れかけの車でリディアをピックアップして家に連れてきたものの、ギャングたちは彼女を追ってきて、激しい銃撃を受ける。ジョンはそんな一人娘を守るため、これまでに培ってきたアウトローのサバイバル術を駆使して彼らと闘うことを決意するのだった。

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