パトリオット (2000) : The Patriot

M・ギブソン主演による愛と感動の戦争アクション大作。家族を守るため、また国の自由を勝ち取るために参戦した勇気ある父親の姿をダイナミックな映像で描き出す。監督はローランド・エメリッヒ、脚本をロバート・ロダット、撮影をカレブ・デシャネル、音楽をジョン・ウィリアムズが担当。

監督:ローランド・エメリッヒ
出演:メル・ギブソン、ヒース・レジャー、ジョエリー・リチャードソン、クリス・クーパー、ジェイソン・アイザックス、アダム・ボールドウィン

パトリオット (2000)のあらすじ

アメリカの独立戦争を背景にした人間ドラマ。1776年、新大陸の人々は独立をかけて英国軍との戦争を開始。かつては戦いの勇者だったが今や父親となったベンジャミンは、平和主義者として参戦を拒否。兵士に志願する長男と衝突するが、目の前で敵に次男を殺され出兵することに。

パトリオット (2000)のストーリー

18世紀アメリカ。13植民地が次々とイギリス帝国に対する独立戦争に加わる中、ベンジャミン・マーティン(メル・ギブソン)が暮らすサウスカロライナ植民地も、開戦か恭順かの選択を迫られていた。

マーティンは、かつてフレンチ・インディアン戦争の英雄であったが、家族を持った今は開戦に反対していた。一方でそんな父親に反発し、長男のガブリエル(ヒース・レジャー)は大陸軍に志願して戦場へ赴き、次男のトーマス(グレゴリー・スミス)も従軍を希望していた。

しかし2年後、負傷したガブリエルが帰還する。それに伴ってマーティンの住む家のすぐそばまで迫った戦火は、ガブリエルを敵兵の囚われの身とし、トーマスを死に至らしめた。トーマスを失った怒りからマーティンは昔の本能を呼び起こし、ガブリエルを救出した後、再び戦場へと赴く。

そして旧友のバーウェル大佐を頼って大陸軍に就役し、民兵を組織してイギリス軍に襲撃を始める。その神出鬼没な戦い様から、イギリス軍から“ゴースト”の異名を受け、敵軍のタヴィントン大佐(ジェイソン・アイザックス)から追撃を受ける様になった彼とその仲間達は、さまざまな犠牲を払いながらもアメリカ独立の大義のために戦う。

そしてついに決戦の日が訪れ、マーティン率いる民兵隊は大陸軍の正式な一員と認められて参加。乱戦のさなか、マーティンは宿敵タヴィントン大佐と対峙する。死闘の末、遂に息子2人の仇を取る事に成功した。コーンウォリス将軍はヨークタウンへ退却した。そして、フランス軍の艦隊が到着し、遂に降伏を宣言し、勝利に終わった。

関連記事

  1. パッション (2004) : Passion of the Christ

  2. アポカリプト (2006) : Apocalypto

  3. サイン (2002) : Signs